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2009年2月の投稿

2009年2月28日 (土)

春寒

2009020907240001

ここのところ

寒くこごえるような日が続いています。

雨の中を歩いていたら

手がかじかんでしまいました。

そういえば今年は朝、手がかじかんでしまうほどの

寒さというのは数えるほどしかありませんでした。

はるさむ
「春寒」は季語で春になってからの寒さのこと。

最近は春どころか、初夏を思わせるような暖かい日もありましたから

ぶりかえす寒さはこたえます。



春寒し冷たき雨によりそう君      広田千悦子

        

写真はかすみがかかった空気の中で
ぼんやり見えた大島です。

見えそうで見えない―ー。

どちらかというと

はっきりとは見えないものに

つい惹かれてしまいます。

暖かい日々だけになるのも

たぶんあともう少し。

行きつ戻りつつする日々を

味わうこころを

忘れずにいたいと思います。

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2009年2月27日 (金)

種のちから・畑

2009022708180000

注文していた種が届きました。

こんなに育てられるだろうか・・・と思うほどの量に
圧倒されながらもわくわくと胸は高鳴ります。
久しぶりの気持ちで、うれしいです。

今回注文したのは
日本各地で作られ、その土地で生まれた野菜の在来種という種や
別の土地から来たけれども、その場所になじんで固定された固定種という種。

現在市販されている種のほとんどはF1と呼ばれる種類の種で
野菜を育てた後、種をとってまいても同じようには育たないのですが
この固定種はずっと種を取り続けることができるのです。

本来はそれが普通で自然なことですが
現在は選んで購入しなければ手にいれることができません。

面白いのは
数年、その土地でとれた種をまき続けていると
世代交代しながらその場所にあうように
野菜自らが変わっていく力をもっているという話。

種は学ぶ力をもっている。

その話が今、ずーんとした重みをもって私に響いてきています。

今やっているいろいろなこととも
ちょうどシンクロする話でありますので
なおさらこころ惹かれます。

写真は新黒水菜小松菜と日本絹莢豌豆の種。

この袋もレトロでいいですね。

どちらも江戸時代から広く栽培されてきた渋い種です。

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2009年2月26日 (木)

つながり

Hukatu1_2 ティピのお麩のカツ定食

御蔵島から友人がやってきて
つながる懐かしい面々が
近所の美味しいお店「ティピ」に集う。
昔の日々がよみがえる。

出会ってからは長い年月が
たっているため、どうしても昔の話に
なってしまうのがご愛嬌。

おくりびとの話から会話は
島のお弔いの話へ。

御蔵島は島民が約250人。
おわん型の島にある集落は1カ所のみ。
島のまわりは断崖絶壁といっていい。
海が荒れたら船はこない。
畑仕事、漁、大工。
そうしなければ生きられないという
状況もあったのだろうけれど
島で生まれ育った人達は
何でもこなす人が多い。
火葬場のないこの島では
最後の別れまで自分たちでするという。

生まれてから別れまで
自分たちの手で、という暮らしが生み出してきたものは
大分変化してきたのだろうけれど

私達とは全く違う何かが
島人には息づいている。

深く長く続く目に見えない「つながり」を
どうつなげていったらよいのかは
いろいろな場所で起きていて
今、私達の世代が問われていることなのかもしれないなあ、と
思う。

それにしてもけらけらとよく笑った。

家に帰って原稿原稿、とはげむ。

原稿原稿、作陶の日々は続く。

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2009年2月25日 (水)

うれしいこと+おくりびと

先日ある会合で
ようやくここまでたどりついた!
と思える話し合いが
たくさんの人数で行なわれました。

はじまりから数えて
7年目。
これからがはじまりというところですが
かかわってきた人達にとって
うれしい日になったのではないでしょうか。

それまで滞っていたような雰囲気をもっていた場が
ある過程を経て
画期的な変化をとげる時、
どんなことが必要であるか
はっきりと目にすることができたような気がして
心は静かに高揚しました。

あきらめることなく淡々とつないでいくこと、
軸がしっかりとするまでは慎重に
根を下ろし始めたらそこからは柔軟に。

軸さえある程度しっかりとしていれば
そこからは
同じ考えを持ったもの同士だけでなく
違う視点を持つメンバーもいた方が
チームは想像以上の力を発揮し、
広がりは大きくなっていく、ということを
体験できつつあるように思います。

頭の固い私にはとてもいい勉強をさせていただいています。

おめでたいことといえばもう1つ。

いろいろとお世話になっている小山薫堂さんが
脚本を担当した「おくりびと」がアカデミー賞を受賞されたこと!

「おくりびと」は封切と同時に見ましたが
日本人のもつ所作の美しさ、四季折々の風景がこころにしみてくるような
映画で日本人であることがすごくうれしくなってくるような、
そんな映画でしたから
さらにそれが大きな場で賞をいただいたということが
どれだけ大きな影響を及ぼすか!ということを考えると
わくわくとしてきます。
うーん、すごいお仕事です。

そんなことを考えているうちに
薫堂さんが編集長を務める
イエラボ」というサイトで
連載をしていた時のことを
思い出しました。

打ち合わせで薫堂さんの事務所にいった時。
ふかふかの絨毯にタジタジとなりそうになりましたが
気取らない気さくさの中にもたくさんの仕事をこなされている方が
もつ独特の雰囲気がありました。いろいろな意味で
エネルギーをいただいたように思います。

ここ数日、たくさんの力を様々な方面から
いただいているような気がしますが、

いただいて喜んでいるばかりではなく
私なりに自分の中で消化しながら
新しいものを生み出していく力に
変えていけたらうれしいな・・・と思っています。

以前、薫堂さんおすすめの本として
たくさん宣伝してくださったのは
この本。

湘南ちゃぶ台ライフ

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湘南ちゃぶ台ライフ

著者:広田 行正,広田 千悦子

湘南ちゃぶ台ライフ

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2009年2月24日 (火)

空にオーストラリア

2009021717420000

オーストラリアみたいな雲が
浮かんでいました。

この日は大切な話し合いの日だったので
記念の雲。

ついパチリ。

さて、昨日は久しぶりに寒い日でしたが
我が家の沈丁花のつぼみがひとつふたつと咲いてまいりました。
この花が満開になると
あたりは香りでつつまれるはず。

歩きながらも
ふとした瞬間にすっと
よぎる香りは

自分の意思とは無関係に
ある記憶まで
よみがえらせる
ちからをもっています。

今は
とおくなった記憶に
ついつい思いをはせてしまう。

そろそろ
はじまる
春の陽気の中、

そんなわけで
ぼうっとする時も
ふえていきます。

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2009年2月23日 (月)

昭和10年

戦前の日本の映像です。 先日いったある講演会で見せていただいたものですが 人々の歩く姿と美しい街並みがこころにのこりました。

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2009年2月22日 (日)

にっこり水仙

2009022107350000

ある朝。

先日の雨にうたれた水仙は
恵みをうけて
からだは潤っているようでしたが
みな水滴の重みをうけて
頭を地面にむけていました。

12月頃から咲き続けてきた
水仙ももうそろそろ
終わりに近づいているのだなあと
さびしさを感じながら

家のそばの1つの水仙を
写真を映しました。

画面に写った水仙の花を
ふとみてみると
なんだか
にっこりとしている顔のように
見えます。

目の錯覚かな、と思いますが

可愛くて
何度も何度も
見てしまう。

そんな写真を今日は
みなさまにおすそわけ。

見えますか?

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2009年2月21日 (土)

今日のことば

                

         10       

                 

                 
                   うっすらと
                   消えゆく
                   虹のいろ

                   空となじんで
                   消えてゆく

                   かなしみも
                    いつか
                   同じように

                   大きな
                   かたちに
                   姿をかえる







                 ことば 広田千悦子  写真 広田行正

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2009年2月20日 (金)

二月尽

早いもので
2月も後半になってしまいました。

我家の沈丁花は
ふっくらとしたつぼみをつけています。

今日は雨。

この季節、
乾ききった地面に
雨水がすいこまれていくのをみると
植物たちがよろこびそうだな、という思いと
このあと勢いよく
のびてくる草たちの姿が思い浮かびます。

雑草たちが生えてくるのは
大変のようなうれしいような
複雑な気持ち。

雑草の新芽は
あまりにも華奢で愛らしく
つい、ひきぬきそこねてしまうのですが
その後、大きく繁ってしまい
草むしりに苦心するのは目にみえていること。
あの日、ぬいておけばよかったのにと
思うのは毎年のこと。

「二月尽」は季語。

その名のとおり、二月が尽きること。
忙しくしているうちに二月は過ぎてゆくという
もろもろの思いと
三月がもうすぐやってくる、という喜び。
この二つが「二月尽」という言葉には
こめられています。

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2009年2月19日 (木)

ラジオ出演

FMブルー湘南さんで
4月からの番組に
毎週出演させていただくことが
決まりました。

毎週出演ははじめてなので
新しいチャレンジになります。。。。

ちゃんと話ができるかな・・・と不安もありますが
私のようなものにと
ありがたいお話であります。
精一杯やらせていただきたいと思っています。

詳しいことが決まりましたら
またお知らせさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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からし菜

2009021906410000

家のまわりを見渡してみると
からし菜のロゼットを発見。

「あ、今年も出てきてくれた」と
気持ちはほころぶ。

今は寒さをしのぐために
地面にへばりついているけれど
4月頃にはぐんと背丈をのばし
細やかな菜の花を咲かせてくれる。

この辺では
海岸線や道端やいたるところにある。
自生しているといっていいくらいにこぼれ種で
毎年芽をだしてくれる我家のからし菜も
近所のおばあちゃんがまいてくれたもの。

シュッシュッとのびてくる
新芽は
やわらかいうちにつんで
おひたしにすると美味しい。

辛いもの苦手な家族がいるために
うちではためした事がないけれど
塩漬けにしていく晩かおけば
ぴりっと辛い漬物ができておいしいとか。

おひたしは辛くないのに
漬けるとぴりっとしてくるところが面白い。

何より
今の寒い時期から
花をさかせるために準備をしている
植物をみるのが
私は楽しい。

今日みたいに
体がぎゅっと縮こまってしまうように朝は

寒いよねえ、と声をかけてしまいたくなってしまいます。

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2009年2月18日 (水)

月の朝

2009021606250000

朝の月。

明けたばかりの
薄い水色の空に
白く光っています。

幼い頃から
星や月をみるのが好きでした。

自分の部屋の小さな窓から見える夜空を
飽きもせず見上げていたことが
懐かしく思い出されます。

冬は遠く高い暗闇からふりつづける雪を
長い時間じっとながめていたものでした。

今思えば

くりかえし
規則正しく
あらわれるものに

一種の安心感を
抱いていたのかもしれない―ー。
という気がしています。

もちろん
その年齢では
「規則正しく」などということばが
一番窮屈でさけたいことだと
思っていたような記憶もありますので

内面で起きていたことと
表面にあらわれているものの違いが
今になって見えてきます。

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2009年2月17日 (火)

秋の新刊

今年の秋、扶桑社さんから
月刊誌ESSEの連載と新しく書き下ろす原稿をまとめた本を
出版させていただくことになりました!
本日は銀座にて細かい打ち合わせです。
ニヒルで素敵な編集長さんと美しい編集者さんに囲まれて幸せ。。
と思うのも束の間、いよいよ、本格的に原稿執筆開始です。
2009021617150000

読んだあとでじわーんと心にしみてくるような本にできるといいな、と思っています。
みなさま応援してくださいね。どうぞよろしくお願いいたします!

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2009年2月16日 (月)

山の畑

2009021114500000

畑に行く途中ののぼり道。

ずっと念願だった畑を再開しました。

我家の畑は山の中にあり、マムシがでるので
今の季節に草刈をすませておかなければ
来年の冬までできない、という
シビアな場所にあります。

それがいつもクリアできずに随分お休みしてしまいました。草刈はちょっと大変でしたが、
今はやっと再開できた喜びでいっぱいです。

今年、ぜひチャレンジしてみようと思っているのが
作物を育てたあと種までとり、それを次につなげて蒔いていくということ。

不思議なことに、そういうことを数年くりかえしていくと、作物が自分でその土地のことを学ぶ、という説があるのです。

次の世代が続いていけるように適応するために、だんだんと自分を変えていき、その学びを種に結実させるので、次第にその土地にあった種がとれるようになっていくのだとか。これはその方法を実践している農家の人の話です。

ただ、そういう力をもっているのは「固定種」とよばれる品種改良されていない
昔ながらの種がなせる技。

さあ、私達の畑ではどんな風になっていくのでしょうか。すごく楽しみです。

今年は私にとって、今までばらばらとやっていたことやお休みしていたことを
新しい気持ちでまたはじめ、統合していく時代なんだという予感と覚悟でいます。

その一つが畑であったわけですが、まだまだ第一歩クリア!というところです。

しかし、それにしても土にすわる、ということは

ものを作る時の気持ちとよく似ています。

大地は不思議な力をもっています。

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2009年2月15日 (日)

菜の花

1_2009021421560000

菜の花を食べようと
ざるにならべておいたら
花が開いてしまいました。

少しだけひらいたものならば
一夜漬けなどがおいしいところですが

ここまで開いたら
えぐみがでてきますから

花を生けて楽しもうかなと
思っています。

それにしても
水分もあげていないのに
むっくり!と
起き上がって咲いているところが
すごいですね。

春の生命力。

旬のものを食すれば
栄養だけでなく
そんなパワーも
体の中にいただくことができます。

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2009年2月14日 (土)

一歩進んで二歩下がる

昨日は3件の会合がありました。

ふりかえってみると

「一歩進んで二歩下がる」。

まさしくそんなふうにことは動いているのかな。。。

思っていることを伝える、というのは

とても難しいですね。

だからこそ伝わった!という感覚を得ると

あふれるように喜びが湧いてきます。

ボタンのかけ違いなのか

それとも本当に考え方の違いなのか

そこを見極めていくのは

楽しいようでつらい

なんともいえない作業ですが

もうこの辺でいいや・・・、

ぽいっと捨てたくなるところをこらえて

にっこりと気を取り直して

結果はどうあれ関係なく

淡々とできることをやり続ける。

そんな人になりたいです。。。。

どちらにしても

「ことば」には大変な力があるのだということを

あらためて感じる日でした。

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2009年2月13日 (金)

春一番予報

Rainstorm1

13日から14日に

「春一番」予報がでていますね。

ある天気予報のサイトには

14日の予報が

台風の時にしか見られない

暴風雨マークが出ていてびっくり。(*深夜には出ていましたが、今現在は出ていないようです。)

我家では老朽化した手作り小屋を壊したばかりなので

木片があちらこちらに散乱しています。。。。

片付けなくては!

立春から春分までの間に最初に吹く

強い南風を「春一番」といいます。

南から吹くということは・・・と

方角を計算してみると・・・

山の影になってくれれば

直に吹き付ける風は防げますから

ややマイルドになるはずですが・・・

この家に越してからというもの

気象にはほんとに敏感になりました。

風の向きが変わるときには

いったん風が止んで、

ピタッと静かになる、

ということも

ここにきておぼえたことの一つでした。

人間の考えることなんて

ちいさいちいさい、と

思える機会があることで

救われることも

たくさんありますね。。。。

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2009年2月12日 (木)

今日のことば

Photo_2



こころが
小さく
かたい日は

大きな

空へと

目をむける

上空の風が
胸の奥まで
おりてきて

気持ちの中に

いつしか

空が描かれる

         


       
 ことば 広田千悦子 写真広田行正

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御朱印帳

Photo

七福神めぐりをしたときに

いただいた御朱印です。

住職さんや職員さんが

こころをこめて書いてくださいました。

本来は納経した証にいただくものだそうです。

今は、参拝してお願いすると書いていただけます。

墨と朱がのる白い紙。

どうしてこうも美しいのでしょう。

主人の母が亡くなった時、

大切そうにお棺に御朱印帳をいれる父の姿が

心に残っています。

三十三観音札所すべての

御朱印をいただくとご利益があり、

昔から御朱印帳をお棺に入れると

極楽に行けると信じられていることを

知ったのは大分、後になってからでした。

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知っているとうれしい にほんの縁起もの

著者:広田 千悦子

知っているとうれしい にほんの縁起もの

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2009年2月11日 (水)

ローフード

2009020907520000

その方が体の調子がよかったので

長い間、基本は玄米菜食、という生活を続けていましたが

いそがしさにかまけて

ちょっとゆるんでまいりました。

ここら辺ででぴりっともとに戻そうと
気合をいれようかな、と思っているところ。

でもどちらにしても食に対しての
感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

最近おいしいな、と思っているのが
ビーツ入りの生ジュース。
ジューサーににんじん、りんご、ビーツを入れて
作ります。

ビーツは包丁で切ると鮮やかな赤い色。
びっくりするほどの甘みがある野菜です。
はちみつなどを入れなくても
十分甘いジュースになります。

手も染まってしまいそうな赤さ。
真っ白の布をひたしてみたらどうなるのでしょう・・・

デトックス効果もすごいそうですが
飲んだ感じもすーっと体にしみこむような
ローフードです。

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2009年2月10日 (火)

シーサー

              

2009021011060000                

約2年、お休みしていた展覧会を
春、久しぶりに開くことになりました。

約十数年にわたって開いてきた展覧会というライフワークを
お休みする時は
大分気持ちがゆれましたが
ふりかえってみるとこれもまたいい機会をいただいた
という気がしています。

今はやきものに使う土の整理をはじめています。

頭と気持ちも整えて
どんな構成にするかまとめ中。

でもやっぱり今回もシーサーはつくる予定。

私は特定の宗教に入ってはいませんが
神様のそばにいるものに惹かれてきました。
それは今も変わりません。

ありがたいことに今まで作ってきたシーサーは
ご縁をいただいた方の手にわたり、
家にあるものは壊れ物以外ほとんど残っておりませんが、
写真は以前、自分用につくったもの。

また新たな気持ちでつくるものが
どんなものになっていくのか
自分でも楽しみです。

初心にもどり
心をこめてつくっていきたいと思います。

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2009年2月 9日 (月)

人生の師――佐藤初女さん

先日、佐藤初女さんの講演会にいきました。

初女さんは岩木山の麓に「森のイスキア」という
心病める人の想いの場を開き、手作りの料理で
全国からくる人々を迎え入れている、という方です。

初女さんという素晴らしい方がいる、と知ったのは
もうかれこれ十数年前になるかもしれません。

いつかお会いしたいと思いつつ時が過ぎてゆきました。

お世話になっている編集者の方に
近くで講演会があると教えていただいて
やっとその願いがかなったのです。

昨年、夫が初女さんの取材の撮影でお世話になっていたので
始まる前に少しだけご挨拶しにうかがいました。

もうすぐ90歳という年齢。
小さなお体で静かに座っておられましたが
ゆるぎないこころを感じました。

しかし、タフであります。

活動されている青森からの道中だけでも大変な距離です。
講演を約一時間こなした上に
絶え間ない質疑応答に約一時間。
その後ロビーで交流と称して
ずらりと並ぶサインを丁寧にこなしていました。

それにしても―――。
小さなお体で休みなくしてくださったお話。
そこからは本当にたくさんのものをいただきました。

長い間実践し続けて生きてこられた方の
ことばはすとんすとんと気持ちよく心におりてきます。
涙あり、笑いありの心地よい時間でした。

たくさんの話の中で今の私に特に響いてきた話は。。。

「こんな風に人にしてあげたら喜ぶかな、どうかな、と一生懸命
考えてやったことよりも、
無意識にやっていることの方が人を動かし、人に響く。
してあげた、という思いでやったことよりも、
日々、さりげなくやっていることが結局は一番人に伝わってゆく。
大切なことは全てのことに対して心づかいしてゆくということ。
あとはそれがどこのだれにどう通じていくかどうかということは
私達にはわかることではない。私達の仕事ではないように思います。
それは神さまがすることなのだと思います。」

ほんとにそうだな、と心がうずきました。

全てが祈りなのです、という話にうなずきながら
できていない自分にがっくりきたりして・・・。
あ、でもがっくりしている力があったらそれをきりかえて
使いましょうという話でもありました・・。

シビアな話の合間にあらわれる初女さんのユーモアたっぷりの話も
とても魅力的でした。大変なお仕事をされているはずなのに
ちっとも深刻さはないところがまたスゴイのですよね。。。
気負いもなく重さもなく、淡々とこなす。

本当の強さというのはこういうものなのだ、と頭では思っているはずなのに
日々の中で疲れてくるとふとわからなくなったり
なげやりになったり。

確信はあるはずなのに
まだまだゆらぐ私には
実際に実践されている方に出会えるということが
どれだけ助けられることでしょう。

年上の方で、ゆるぎないこころを胸に活躍されている方と出会えること。

こんなうれしく勇気をもらえることはないのだ、と

実感した日でした。

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2009年2月 8日 (日)

春めく

1_2009020814350000

肌をなでてゆく風は
まだ冷たくて

日かげのひんやりとした
空気に体はふるえますが
日の当たる場所のぬくもりの
ありがたさを一番うれしく思える季節。

久しぶりに家族がそろった午後、

昔、よくそうしていたように
小庭の椅子で
食事をしました。

オオイヌノフグリがそろそろ咲き出しています。

この子が咲く頃はほんとうにいい季節ですね。

「春めく」ということばは季語で、

まだまだ寒さは残る中で
なんとなく景色や風情の中に感じるようになってくる
春らしい気配のことをいいます。

まさしく今ぐらいの季節に使いたい言葉。

そろそろ春めいてまいりました。

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今日のことば

             
             _dsc2517_4        
              

              しずかに
              何かが
              おわるとき

              とおくに 
              つながる
              道がひらく

              行き止まりのように
              見える場所にも

              どこかに
              つづく橋がある

              ゆっくり

              ながれる

              空の雲

              あなたは

              どんな道を選ぶだろう

                                    




                   ことば 広田千悦子 写真 広田行正

              

                      

              

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2009年2月 7日 (土)

焼きミカン/風邪と疲れの手当て

私のまわりでは
風邪が流行っています。

風邪をひいたときの処方として
我家はお決まりのコースがあります。

まずは

●梅しょう番茶。(疲れているときにもとてもよいです)

●高熱があるときは豆腐パスタ。(氷より熱をとってくれます)

●中くらいの熱には青菜まくら。(豆腐よりマイルドに熱をとります)

●りんごおろし(体の中の熱をとります)

これを繰り返している感じ。

背中に何かが入り込んできたような悪寒や
鼻水やちょっとした喉のひっかかりなど
風邪をひきそうだけれどぎりぎり手前、という症状の時は
余裕があるせいか
出ているその症状によって
いろいろ試して楽しんでいます。

●葛根湯を飲む。

●しょうが葛湯をつくって飲む。

●エキナシア茶を飲む。

●濃いハイビスカス茶を飲むなどなど。

●ひいていない、と自分に暗示をかける(笑)

さて、最近ひそかに美味しいなあ、効きそうだなあ、と思っているのが

焼きミカン!

想像するとあまり美味しくなさそうですが

ところがところが・・・
簡単で、すごく美味しい。
なんとなく懐かしいような味がします。

のどが痛いとき、疲れているときにもよいみたい。

つくり方は

①みかんをオーブントースターに入れて、
  丸ごと焼く。

②焼けてやや黒くなったみかんを取り出し
 湯飲みなどにいれて熱湯にひたしてくずし
 汁などを飲む。

③箸などでくずして丸ごと食べてもよい。

ちょっと苦味があるけれど
またそこがいい。
けっこういけます。

焼きかげんは
皮にこげめがついて
しぼしぼっとした感じになって
しんなりとするまで。

皮もたべるので
できれば無農薬のみかんを。
なければよーく洗ってから。

乙な薬です。

簡単ですから
ぜひ一度お試しあれ。

*小ぶりで酸味があるものがおすすめ。

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2009年2月 6日 (金)

初午

4

                         広田千悦子著
                              
「おうちで楽しむにほんの行事」より

今日は初午。

稲荷神社の総本宮、

京都の伏見稲荷大社に

神様が降りた日。

田んぼの神様として

一家やお仕事の守り神として

町内などに祭ることが大流行してきた歴史があるため

現在でも

全国にある稲荷社「お稲荷さん」は約3万とも4万とも!

とても身近な神様だったことがわかります。

お稲荷さんといえば「きつね」が思い浮かびますが

きつねは稲荷神社の神様のお使い。

だから、お供えにはきつねが好きな油揚げを使った稲荷寿司をつくります。

「おうちで楽しむにほんの行事」では

簡単なおいなりさんの作り方などを

ご紹介していまーす。

今日はおいなりさんを作って
お供えして神様と一緒にいただきたいと思います。

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おうちで楽しむ にほんの行事

著者:広田 千悦子

おうちで楽しむ にほんの行事

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2009年2月 5日 (木)

Tokyo Midtown STYLE

                                   1

                                   来月からはじまる連載、
                六本木の「Tokyo Midtown STYLE」の表紙です。

                原稿を入稿しました。

                夫で写真家の広田行正の写真と
                私の文章でつづります。

                内容は
                おなじみ季節ものという点では
                変わりありませんが
                新しい切り口にチャレンジ!という
                感じのお仕事。

                慣れるまで試行錯誤が必要で
                いつもより長い時間、文章にかけています。
                
                とても新鮮で、まるで
                新しい自分を発見してゆくようです。

                同じような事柄でも
                視点を変えると全く違うものが
                生まれる可能性がある。
                怖がり閉じていると
                それ以上の広がりもない。

                今まさしく
                私が実感として学び続けたいことでもあります。
                
                いただいたご縁に感謝しつつ。

                

                

                

                

                

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2009年2月 4日 (水)

寒明け/立春

今日は寒明け。

「寒」は1月5日頃の小寒から
大寒、そして節分までの約1ヵ月間のことをいいます。

その「寒」が明けるのが立春の今日。

大雪がふったか積もった日だった昨年にくらべれば

確かに空気の中には春の気配。

みなさんはどんな風に感じますでしょうか。

私の方は、睡眠不足とはいえ
それにしても
ちょっと気持ちのベルトをはずすと
体の中の細胞ひとつひとつ
ぼわーんと緩んでしまいそうになるのは
きっと春の訪れとも無関係ではないのでしょう。

うたたねが似合う季節のはじまりですから。。。
なんと怠慢なこころよ、と嘆くのは小休止。

どちらにしろ
ぎゅっと固くなったこころからは
よいものがうまれるチャンスも少ないと
自分をなぐさめて

少しひもとく時間も大切なのだという
季節からの便りをうけとる余裕をもちたいと思います。

ほんの少しの間だとしても
ちょっと一息いれましょう。

新しい展開が
今までと違ったものだとしても
すっと受け入れられる
スピードがもう少しだけ
自分にあったらいいな・・・・と願う日。
それは謙虚さと少し関係があるのかも。

今年のテーマの一つにしたいと
思っています。

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2009年2月 3日 (火)

カルカッタの修道女

         

                    たいせつなのは

         どれだけたくさんのことや

         偉大なことをしたかではなく

         どれだけ心をこめたかです。

            マザー テレサ 愛のことばより

  ........................................................................................................................................................................................          

      

         昔から好きなマザーテレサのことば。

          ついつい、たくさん、とか偉大な、という

          目にみえやすいかたちに

          とらわれて

         つまづいてしまいそうになるのですけれど

          うまくいっているときも

          つらいときも

          このことばを思い出すと

        気持ちはすんなりと

         落ち着いていくのを感じます。

         

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2009年2月 2日 (月)

日々は波乗り

さまざまなことが
いよいよ重なってまいりました。

ここからが頑張りどころ、愉しいところ。

これは何かと似ているなあと思っていたら
波乗り〓。

水面に浮かび
寄せるたくさんの波の中から一番ベストな波を選び
タイミングよくのれば
気持ちよく全ての動きはスムーズに。

しかもうまくいけば海全体にのっているような一体感を味わえる。

日々の中でそれを
できれば最高。

まだまだ自分の動きとタイミングを勉強中です。

嫌々こなすのではなく、ながれるようにこなす充実感。
そんな愉しみへともっていこうとしている自分のこころの動きを

まずはほめてあげなくては。

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恵方巻きの練習

   

    1_2009020212100000_2



明日は節分。

長かった冬も終わりますよ、という知らせ。

やってくる季節との隙間になるので

そこに邪気が入らないようにと

豆をまき

鬼(邪気)をはらいます。

こころなしか

濡れた土からたちのぼる匂いも

春をつげ

暖かい気が少しづつ

あふれています。

我家は豆をおそなえして

恵方巻きをつくりますが

今日突然、練習をしてみたくなり

思い立って作ってみました。

玄米とお刺身、キュウリのあわせで

いきました。

美味しいけれど

やはり玄米に一番合うのは

高野豆腐とか納豆とかかんぴょうなど

植物性のものだな・・・と

思った次第。

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今日のことば

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                        たとえ

                     どんな人だとしても

                        たとえ

                      どんなときにでも

                        はるか

                        とおくの

                       かなたから

                           そっと

                    見まもる人がいることを

                         どうか

                      忘れないでいて

                            





                                                  ことば 広田千悦子 写真 広田行正

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2009年2月 1日 (日)

増刷しました!

私の著書が2冊、増刷になりました!

皆様のおかげです、ありがとうございます(泣)

●祝♪増刷 新刊「おうちで楽しむにほんのもてなし」2刷目!

おうちで楽しむ にほんのもてなし

著者:広田 千悦子

おうちで楽しむ にほんのもてなし
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●祝♪増刷 「おうちで楽しむにほんの行事」14刷目!

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おうちで楽しむ にほんの行事

著者:広田 千悦子

おうちで楽しむ にほんの行事

これからも日々の
様々なことから
勉強させていただき

私なりの
何かをうみだしていけるように
日々努めてまいります。

まだまだ未熟者ではありますが

みなさま
これからも
応援よろしくお願いいたします!

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